2016年6月12日日曜日

Three.jsのTrackballControlsの使い方

Three.jsでオブジェクトを動かしたり視点を移動させるときに便利なのがTrackballControls。利用するには、Three.jsのサイトからダウンロードできるThree.jsライブラリ圧縮ファイル内に含まれるTrackballControls.jsを読み込む。場所はthree.js-master\examples\js\controls\TrackballControls.js。

使うのに最低限必要なことは以下の3点のみ。

1.TrackballControls.jsの読み込み

HTMLに以下のコードを記述する。
<script src="TrackballControls.js"></script>


2.TrackballControlsインスタンスの作成

Threeのカメラ(camera)を渡してTrackballControlsインスタンスを作成する。
var controls = new THREE.TrackballControls( camera );    

3.アップデート

レンダリングループ内でアップデートする。
controls.update();

サンプルの表示

以上だけでも十分使えるが、移動速度などを変えたいときもあるので、使えるプロパティやメソッドを知っておくと便利。

プロパティ(設定値はデフォルト値)

rotateSpeed = 1.0; // 回転速度
zoomSpeed = 1.2; // ズーム速度
panSpeed = 0.3; // 移動速度

noRotate = false; // 回転の有効/無効
noZoom = false; // ズームの有効/無効
noPan = false; // 移動の有効/無効

minDistance = 0; // ズームの最小距離
maxDistance = Infinity; // ズームの最大距離

メソッド

reset() // カメラを初期位置(TrackballControlsインスタンス 作成時の位置)に戻す
dispose() // イベントリスナーの削除

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