2020年11月28日土曜日

Raspberry Pi OSをStretchからBusterにアップグレードする

OSがStretchのまま使い続けていた Raspberry PiがあったのでBusterにアップグレードした。 そのときの手順をまとめておく。


バックアップ

OSをアップグレードすると不具合が起きることがあるので事前にイメージバックアップをとっておく。ddコマンドを使う場合は次のような方法でできる。

Raspberry PiのSDカードイメージをバックアップする

Raspberry Piのイメージバックアップのサイズを小さくする


アップグレード前の設定変更


パッケージの取得元をStretchからBuster用に変更する。

次のコマンドで何も表示されなければOK。


OSのアップグレード


次のコマンドでOSをアップグレードする。

途中何度か既存の設定ファイルを保持するか新しいバージョンのものに更新するか聞かれるのでその都度選択する。

アップグレードが完了したら不要になったパッケージを削除しておく。

さらにキャッシュしたのみでインストールされていないファイルも削除する。


アップグレード後の確認


OSがアップグレードされていることを確認。

カーネルのバージョンも確認。


pipのインストール


OSをアップグレードしたらPython3のpipが使えなくなってしまった。

pipインストール用のスクリプトがあるのでダウンロードしてインストールする。


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