2017年11月12日日曜日

Raspberry PiにMariaDBをインストールする

Raspberry PiのSDカードがお亡くなりになったので、最新のRaspbianをダウンロードして別のSDカードにセットアップしようとしたら、Jessieの次のバージョンのStretchがリリースされていた。本家Debian StretchではデフォルトのデータベースがMySQLからMariaDBに変更されている(第477回 Debian 9 "Stretch"がやってきた!)。MariaDBはMySQLと互換性が高いと言われていて、JessieのときのMySQLダンプをそのままインポートできそうなので、StretchではMariaDBをインストールすることにした。その手順をまとめておく。


環境


Raspbian Stretch。



MaiaDBのインストール




バージョンの確認。10.1がインストールされた。



設定


初期設定はMySQLと同じ(Raspberry PiにMySQLをインストールする)。


Enter current password for root (enter for none): password
rootパスワードを入力(設定してなければ空白のままEnter)

Change the root password? [Y/n] n
rootパスワードを変更するか

Remove anonymous users? [Y/n] y
匿名ユーザを削除するか

Disallow root login remotely? [Y/n] y
rootによるリモートログインを許可しないか

Remove test database and access to it? [Y/n] y
テストデータベースと接続情報を削除するか

Reload privilege tables now? [Y/n] y
上記設定を反映させるために特権テーブルをリロードするか


続いて文字コードの設定をする。MySQLでは/etc/mysql/my.cnfに設定したが、MariaDBではいくつかのファイルにわかれている。


MariaDBを再起動して設定変更を反映させる。



MariaDBに接続


MariaDBに接続するには以下のコマンド後にrootパスワードを入力する。この辺もMySQLと同じ。



MySQLのダンプをインポートする


JessieのMySQLでダンプしておいたファイルmysqldump.sqlをMariaDBにインポートしてみる。

MariaDBに接続してインポートした内容を確認すると問題はなし。

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