Ricoh thetaなどで撮った360度の写真を、地面が丸い惑星のように見せる表示方法があってlittle planetという。KodakのPIXPRO SP360では水平方向に360度、垂直方向に214度の写真が撮れるので、この写真を2つ合わせて実質的に水平方向も360度にして、little planetのような画像をつくる。使用するのはPhotoshop Elements 14。
以下のような画像をつくるまでの手順。
SP360では静止画を撮るときにいくつか展開モードを選べるが、フロントモード以外で撮る(フロントモード以外は、SDカードに同じ形式で保存される)。撮った写真をSDカードからコピーする。
まず写真をPhotoshopで開く。円周魚眼レンズで撮った写真と同じで、四隅には何も写っていない。
次に、メニューの[フィルタ]>[変形]>[極座標]を開き、「極座標を直交座標に」を選択して、OKボタンを押す。
以下のように写真が変換される。
※Kodakが提供しているSP360のアプリでも、座標変換した画像を出力できるが、解像度が低くなる。
画像全体をクリップボードにコピー(Ctrl+AしてからCtrl+C)し、メニューの[ファイル]>[新規]>[クリップボードからの画像]を選択する。これで複製した画像のウィンドウが作成される。
複製した画像は、メニューの[イメージ]>[回転]>[左右に反転]で左右反転しておく。
1つ目のウィンドウを選択し、切り抜きツールで水平方向が2倍以上の長さになるように切り抜く。
2つのウィンドウを並べて表示し、移動ツールで、2つ目のウィンドウの画像を1つ目のウィンドウの画像の右隣りに並べて連結する。
切り抜きツールで並べた画像の右側の余白を取り除く。
連結した画像を、メニューの[イメージ]>[回転]>[180°]で180度回転する。
続いて、[レイヤー]>[画像を統合]でレイヤーを統合する。
メニューの[フィルタ]>[変形]>[極座標]を開き、「直交座標を極座標に」を選択して、OKボタンを押す。
座標変換したら、メニューの[イメージ]>[サイズ変更]>[画像解像度]で幅を高さと同じ数値にする。
little planetっぽい画像ができる。
実際にやってみると、なかなかきれいな惑星の形の画像にならない。little planet画像をつくるときは、写真の撮り方を考える必要がありそう。
以下のような画像をつくるまでの手順。
1.SP360で撮った写真を用意する
SP360では静止画を撮るときにいくつか展開モードを選べるが、フロントモード以外で撮る(フロントモード以外は、SDカードに同じ形式で保存される)。撮った写真をSDカードからコピーする。
2.座標変換をする
まず写真をPhotoshopで開く。円周魚眼レンズで撮った写真と同じで、四隅には何も写っていない。
次に、メニューの[フィルタ]>[変形]>[極座標]を開き、「極座標を直交座標に」を選択して、OKボタンを押す。
以下のように写真が変換される。
※Kodakが提供しているSP360のアプリでも、座標変換した画像を出力できるが、解像度が低くなる。
3.画像を複製する
画像全体をクリップボードにコピー(Ctrl+AしてからCtrl+C)し、メニューの[ファイル]>[新規]>[クリップボードからの画像]を選択する。これで複製した画像のウィンドウが作成される。
複製した画像は、メニューの[イメージ]>[回転]>[左右に反転]で左右反転しておく。
4.画像の連結
1つ目のウィンドウを選択し、切り抜きツールで水平方向が2倍以上の長さになるように切り抜く。
2つのウィンドウを並べて表示し、移動ツールで、2つ目のウィンドウの画像を1つ目のウィンドウの画像の右隣りに並べて連結する。
切り抜きツールで並べた画像の右側の余白を取り除く。
5.連結した画像の座標変換
連結した画像を、メニューの[イメージ]>[回転]>[180°]で180度回転する。
続いて、[レイヤー]>[画像を統合]でレイヤーを統合する。
メニューの[フィルタ]>[変形]>[極座標]を開き、「直交座標を極座標に」を選択して、OKボタンを押す。
座標変換したら、メニューの[イメージ]>[サイズ変更]>[画像解像度]で幅を高さと同じ数値にする。
little planetっぽい画像ができる。
実際にやってみると、なかなかきれいな惑星の形の画像にならない。little planet画像をつくるときは、写真の撮り方を考える必要がありそう。
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