2023年1月16日月曜日

InstagramグラフAPIとPythonで指定ハッシュタグ付きの最新投稿を取得する

InstagramグラフAPIを使うとInstagramの投稿情報などを取得できる。ただ、APIの使用に必要なアクセストークンの取得にやや手間がかかる。Pythonで指定したハッシュタグ付きの最新投稿を取得してみたので、アクセストークンの取得も含めて手順をまとめておく。


環境

WSL2(Ubuntu20.04)。

$ lsb_release -dr
Description:    Ubuntu 20.04.5 LTS
Release:        20.04
$ python3 -V
Python 3.8.10


APIアクセストークンの取得

InstagramグラフAPIを使うため、FacebookグラフAPIのアクセストークンを取得する。FacebookとInstagramのアカウントはあるとする。Instagramアカウントはプロアカウントに切り替えておく。


FacebookページとInstagramプロアカウントの紐づけ

アクセストークン取得前に、FacebookページとInstagramプロアカウントを紐づけておく。Facebookページがなければ、Facebookのメニューの[ページ]を開いて、[新しいページを作成]から作成できる。

InstagramプロアカウントのFacebookページへの紐づけは、Facebookページの画面の[Instagram投稿を宣伝]>[アカウントをリンク]で行う。


Facebook for Developersでアプリの作成

次に、Facebook for Developersアカウントを作成する。Meta  for Developersにアクセスして、アカウントを作成する。アカウントを作成したら、マイアプリの画面でアプリを作成する。今回は以下の設定で作成。

アプリタイプ:ビジネス
アプリ名:テストアプリ(任意名)
アプリの連絡先メールアドレス:登録メールアドレス(デフォルト)
ビジネスマネージャーアカウントをお持ちですか?:ビジネスマネージャアカウントが設定されていません(デフォルト)

アプリを作成したら、[アプリに製品を追加]からInstagramグラフAPIの[設定]ボタンを押す。これで、メニューの商品欄にInstagramグラフAPIが追加される。ここまでやったら、画面右下の[変更を保存]ボタンを押す。


permissonの追加

Facebook for Developersのトップメニューの[ツール]>[グラフAPIエクスプローラー]を開く。[Metaアプリ]で作成したアプリを選択し、[ユーザーまたはページ]で[ページアクセストークン]からFacebookページを選択してから、permissionを追加する。▼をクリックし、さらにOtherを開くとInstagramのpermissionが表示される。今回は以下5つを追加。

  • instagram_basic
  • instagram_content_publish
  • instagram_manage_comments
  • instagram_manage_insights
  • instagram_manage_messages



permissionを追加し、[Generate Access Token]をクリックすると、Facebookでログインのポップアップ画面が表示される。この画面ではFacebookユーザーとして続行をクリック。

次に表示される画面では、今回は[現在のページのみにオプトイン]を選択。Facebookページを選択してから[続行]ボタンを押す。

続く画面では、今回は[現在のInstagramアカウントのみにオプトイン]を選択。Instagramプロアカウントを選択してから[続行]ボタンを押す。

アプリが要求するアクセス許可の確認画面が表示されるので、[続行]で先に進む。次の画面で[OK]を押すと、アクセストークンが表示される。


無期限アクセストークンの取得

ここまでで取得できたアクセストークンには期限があるので、無期限のアクセストークンを取得する。[ツール]>[グラフAPIエクスプローラー]でグラフAPIエクスプローラを開いてて、[Metaアプリ]で対称のアプリを選択し、アクセストークン左のiアイコンをクリックするとアクセストークン情報が表示される。


画面右下の[アクセストークンツールで開く]をクリックして、アクセストークンツールを開き、[アクセストークンを延長]をクリックすると、期限のないアクセストークンが表示される。


[デバッグ]ボタンを押すと無期限のアクセストークン情報が表示される。有効期限が「受け取らない」になっていればOK。



InstagramビジネスアカウントID の取得

アクセストークンのほかにAPI使用に必要なInstagramビジネスアカウントIDを取得する。Facebook for Developersのトップメニューの[ツール]>[グラフAPIエクスプローラー]を開く。クエリに「me?fields=accounts{instagram_business_account}」を指定して、[送信]ボタンを押して表示されるレスポンスのinstagram_business_accountがInstagramビジネスアカウントID。



指定ハッシュタグ付きの最新投稿を取得

無期限アクセストークンとInstagram ビジネスアカウントIDが取得できたので、指定したハッシュタグが付いた最新の投稿をAPIで取得してみる。

はじめに、APIのエンドポイントアクセスに使うRequestsをインストールしておく。

$ pip3 install requests

指定ハッシュタグ付きの最新投稿を取得する手順としては、IG Hashtag SearchでハッシュタグIDを取得して、そのIDをもとにIGハッシュタグ付きの最近のメディアで最新投稿を検索する。以下コードでは、ハッシュタグ「スイーツ」が付いた最新の投稿を取得する。

from pprint import pprint

import requests

API_VER = 'v15.0'
INSTA_ACCOUNT_ID = 'xxxxxxxxxx' # Instagram ビジネスアカウントID
INSTA_ACCESS_TOKEN = 'xxxxxxxxxxx' # 無期限アクセストークン


# ハッシュタグ「スイーツ」のIDを取得
query = 'スイーツ'
ig_hashtag_search_url = f'https://graph.facebook.com/{API_VER}/ig_hashtag_search?user_id={INSTA_ACCOUNT_ID}&q={query}&access_token={INSTA_ACCESS_TOKEN}'
response = requests.get(ig_hashtag_search_url)
res = response.json()['data']
hashtag_id = res[0]['id']
print('hashtag_id=', hashtag_id)

# ハッシュタグ「スイーツ」がついた最新投稿を取得
recent_media_url = f'https://graph.facebook.com/{hashtag_id}/recent_media?user_id={INSTA_ACCOUNT_ID}&fields=id,media_type,media_url,comments_count,like_count,caption,permalink,timestamp&access_token={INSTA_ACCESS_TOKEN}'
response = requests.get(recent_media_url)
res = response.json()['data']
pprint(res)

上記コードを実行すると、以下のような結果が得られる。

hashtag_id= 17843787853011507
[{'caption': 'xxxxx\n'
             '#xxxxx\n'
             '#xxxxx',
  'comments_count': 0,
  'id': '11111111111111',
  'like_count': 0,
  'media_type': 'IMAGE',
  'media_url': ''https://xxxxx',
  'permalink': 'https://www.instagram.com/p/xxxxx/',
  'timestamp': '2023-01-14T07:30:42+0000'},
 {'caption': 'xxxxxxxxxxxxx\n'
             '\n'
             '#xxxxxxxxxxxxxxxxxx',
  'comments_count': 0,
  ...


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